愛知県では、「あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)」に掲げた2030年度の温室効果ガス削減目標(2013年度比で46%削減)の達成に向け、自家消費型の再生可能エネルギー設備や、省エネルギー設備等の導入を行う県内事業者を支援する2種類の補助金を交付します。


カーボンニュートラルの達成が社会的課題となる中、企業は、投資家や取引先等から、気候変動対策の視点を織り込んだ企業経営である「脱炭素経営」が求められています。

このため、愛知県では、中小企業を対象に、専門アドバイザーを派遣し、温室効果ガス排出量の算定や中小企業版SBT認定基準に合致した削減目標の設定等を支援する「中小企業脱炭素経営支援事業」を実施します。

この度、本事業の参加企業を募集しますので、積極的に御応募ください。


 令和6年度SHIFT事業の公募が6月7日から始まりました。 

 SHIFT事業とは、意欲的なエネルギー起源CO₂削減目標を盛り込んだ脱炭素化促進計画を策定する事業及び脱炭素化促進計画に基づき高効率機器導入・電化・燃料転換・運用改善を実施してCO₂排出量を削減し、排出量の算定及び排出枠の償却を行う事業に対して補助金を交付する事業です。

SHIFT事業 省CO2型設備更新支援「C.中小企業事業」に応募する場合は、SHIFT事業運営事務局(一般財団法人省エネルギーセンター)による実施計画書*の事前チェックが必要となります。応募を予定している方は、下記の流れに沿って事前チェックを受けてください。

 省CO2型設備更新支援(C.中小企業事業)の事前チェック開始

※詳細はこちらをご覧ください。
 令和6年度SHIFT事業の公募について


 愛知県では、新たな制度として『あいちカーボンニュートラルチャレンジ』を開始しました。
 この制度では、事業者自らが自主性や創意工夫を活かしたCO2削減の取組内容等を宣言し、県が認定・PRします。
 また、カーボンニュートラルの実現に向け、取組結果に応じてランクアップする仕組みを導入しています。
 ※新たに宣言・認定を希望する事業者:毎年度4月~9月末日までに宣言書の提出が必要です
【宣言するメリット】
 ・宣言した事業者については、県のWebページ等で削減目標や取組内容をPRします。
 ・ランクに応じた認定証を、原則、毎年開催している「あいち地球温暖化対策フォーラム」で交付します。


2050年カーボンニュートラルを実現するためには、CO2削減ポテンシャルが大きい既存建築物への対策が不可欠です。そこで環境省では、令和5年度補正予算において、既存建築物の外皮の高断熱化及び機器等の高効率化工事に対して補助を行う「脱炭素ビルリノベ事業」を新たに開始します。
  脱炭素ビルリノベ事業は、温室効果ガスの排出削減と産業競争力強化・経済力の成長を共に実現する事を目的としたGX予算で執行されます。また、既存建築物の改修には、改修完了までに数年間の期間を要することが多いことから、本事業ではスムーズな改修工事が可能となるよう、特別に年度をまたいだ執行を可能とすることで予算の制約による年度末の工事の中断を不要としております。
  この度、脱炭素ビルリノベ事業の交付申請の受付を開始します。